女優の綾瀬はるかさん(39)が、
2025年6月21日からNHKで放送開始のドラマ
『ひとりでしにたい』(毎週土曜 午後10時、全6回)で
主演を務めることが決定しました。
本作は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した
カレー沢薫さんの同名漫画が原作で、「死」と「笑い」を融合させた
「笑って読める終活ギャグマンガ」として高く評価されています。
脚本は、大河ドラマ『青天を衝け』や連続テレビ小説『あさが来た』を
手掛けた大森美香さんが担当します。
綾瀬はるかが演じる主人公・山口鳴海とは?
綾瀬さんが演じる主人公、山口鳴海は未婚で子供もおらず、
一人暮らしを満喫している30代後半の女性です。
しかし、憧れていたキャリアウーマンの伯母が孤独死したことをきっかけに、
婚活を始めるも思うようにいかず、年下の同僚・那須田優弥から
「結婚すれば安心って昭和の発想ですよね?」と指摘されます。
これを機に、鳴海は「婚活」から「終活」へと方針を転換し、
より良い死を迎えるために、より良い生き方を模索し始めます。
綾瀬はるかのコメント
綾瀬さんは「原作を読んでやりたい!と思いました。
『ひとりでしにたい』というタイトルには、
自分らしくありたいという思いを感じました。
コミカルに描かれたこの物語を通じて、視聴者の皆様に笑ってほしいです。
そして、いろんな出会いや恋、仲間、悩み、喜び、幸せがあって、
まあ良いかって思ってもらえるような、誰かを笑顔にする一日になるよう
願いを込めて演じていきたいです。ぜひ放送をご覧ください」
と意気込みを語っています。
原作者・カレー沢薫さんと脚本家・大森美香さんのコメント
原作者のカレー沢薫さんは「この漫画を始める前、担当編集から
『まずは描きたいものを描いてくれ』と言われましたが、
特に描きたいことはなく、ただ漠然とした将来への不安があるだけでした。
しかし、その不安こそが描きたいことだと気づきました。
老いや死は誰もが避けられない憂鬱なことで、考えても仕方がないとされがちです。
そんな楽しくないことを永遠に考え続けている漫画を、
趣旨を変えることなくドラマとして取り上げていただき、
感謝しております。終活を考えるきっかけとして、
ぜひドラマ『ひとりでしにたい』をご覧ください」とコメントしています。
脚本を手掛ける大森美香さんは
「タイトルを聞いて77歳の母はびっくりしておりましたが、どうかご安心ください。
思わず笑ってしまったり、苦笑いしたり、泣き笑いしたり、とても面白い『終活』漫画です。
このカレー沢薫さんの世界を、綾瀬はるかさんをはじめとする
素敵なキャストやスタッフとともに、楽しくて切実で、
生きる力がもらえるドラマにしたいと思います。
どうかお見届けください」と語っています。
綾瀬はるかの過去の代表作
綾瀬はるかさんは、これまで数多くのドラマや映画で活躍してきました。
主な出演作を以下にまとめます。
-
テレビドラマ
- 『世界の中心で、愛をさけぶ』
- 『白夜行』
- 『ホタルノヒカリ』シリーズ
- 『鹿男あをによし』
- 『MR.BRAIN』
- 『JIN-仁-』シリーズ
- 『南極大陸』
- 『八重の桜』
- 『きょうは会社休みます。』
- 『わたしを離さないで』
- 『精霊の守り人』
- 『奥様は、取り扱い注意』
- 『義母と娘のブルース』
- 『天国と地獄〜サイコな2人〜』
- 『元彼の遺言状』
-
映画
- 『僕の彼女はサイボーグ』
- 『ICHI』
- 『おっぱいバレー』
- 『海街diary』
- 『本能寺ホテル』
- 『今夜、ロマンス劇場で』
- 『奥様は、取り扱い注意』劇場版
これらの作品で培った演技力と多彩な役柄への挑戦が、
今回の『ひとりでしにたい』でどのように発揮されるのか、非常に楽しみですね。
まとめ
綾瀬はるかさん主演のNHKドラマ『ひとりでしにたい』は、
社会派「終活」コメディとして、笑いと感動を届けてくれることでしょう。
原作漫画のファンはもちろん、これまで綾瀬さんの作品を観てきた方々も、
新たな一面を楽しめる作品となりそうです。
放送開始は2025年6月21日、毎週土曜午後10時から全6回の予定です。
ぜひお見逃しなく!
コメント